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■加齢臭はどこから臭う?
加齢臭の原因は、皮脂腺から分泌される脂肪酸が酸化分解したノネナールという物質です。
そして、脂肪酸を分泌する皮脂腺は、手の平と足の裏以外の全身に分布しています。
ということは、加齢臭は全身から臭う可能性がある、ということです。
全身くまなく清潔にしておく必要があるんですね。
ただ、皮脂腺が特に発達している場所はあります。
頭、おでこ、鼻、耳(耳の後ろ)、胸、背中、陰部などです。
これらの場所から加齢臭が発生しやすいので、特に気をつけて清潔にしておく必要があります。
頭は皮脂腺が発達しており、髪の毛に隠れているので脂肪酸がたまりやすい箇所です。
シャンプーをする場合は、頭皮もしっかり洗うことを心掛けましょう。
また、よく「加齢臭は耳の後ろから臭う」という話を聞きますが、耳の後ろも皮脂腺が発達している場所なので、耳の後ろの臭いから加齢臭が始まる方も多いのでしょうね。
サイト管理人の場合、小鼻の横から古い牛乳の臭いを感じました。
鼻も皮脂腺が発達しており、また、ついつい洗い方が疎かになってしまうので脂肪線が溜まりやすい部分なのですね。
できれば加齢臭対策用の石鹸を使って、しっかりノネナールや脂肪酸を落としましょう。
その際、力を入れてゴシゴシ洗っても、皮膚と手が一緒に動くだけで汚れが落ちにくいので、しっかりと泡立てて、力を入れずに軽く洗うようにしましょう。
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