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■加齢臭の原因
加齢臭の臭いの元は、「ノネナール」という物質です。
「ノネナール」は、皮膚から出るあぶら気(脂肪酸)が酸化分解されたり、皮膚の常在菌により分解され、発酵する結果発生します。
ということは、加齢臭の原因としては、
・ノネナールの元になる脂肪酸(皮膚から出るあぶら気)が増える
・脂肪酸が酸化分解され、ノネナールに変化しやすくなる
という2つが挙げられます。
ノネナールの元になる脂肪酸(皮膚から出るあぶら気)を増やしてしまう大きな原因は、何といっても高たんぱく・高脂肪の食生活でしょう。
特に肉や乳製品など、動物性脂肪の多い食事は、加齢臭をきつくする大きな原因になります。
それに対して、昔の日本人のような、脂肪が少なく食物繊維が豊富な食生活をしていると、体臭が発生しにくくなります。
現在の日本人は昔の日本人より体臭がきつくなってしまったようです。
脂肪酸がノネナールに変化しやすくなる原因としては、加齢により抗酸化力が低下し、活性酸素が発生しやすくなることが挙げられます。
活性酸素は、喫煙・酒の飲みすぎ・ストレス・強い日差し・激しい運動などにより大量に発生します。
特にタバコは加齢臭を強める大きな原因になることがあります。
これらの原因を取り除くよう、生活習慣を改めるのがベストな加齢臭対策なのですが、難しい方は、抗酸化作用のあるサプリメントなどを活用するとよいでしょう。
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